awsでデータベースを!dynamodbとその監視すべきポイント

awsはクラウドサービスとして多くの人に利用されています。大量のデータベースを保管・利用するという需要にも応えることが可能です。awsには、大量のデータベースの保管・運用に特化したサービスも展開しています。

しかし、そのサービスの運用も適切な監視のもとに行う必要があります。この記事では、awsのデータベースサービスの紹介とその監視で気を付けるべきポイントを紹介します。

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awsとは?

そもそも、awsとは「Amazon Web Service」の略称で、Amazonが展開するクラウドサービスの総称です。awsは、展開されている全クラウドサービスの中で3割のシェア率を保持しています。そのため、awsは世界中の人に利用されるクラウドサービスとなっています。

awsの特に優れている点は、100種類以上もある豊富なサービス量です。

この大量のサービスにより、初心者から専門家、小規模から大規模なサービス展開などあらゆるニーズに応えることが可能です。加えてawsは、セキュリティにも細心の注意を払っています。常に最新のセキュリティに更新し続け、第三者の認証機関の協力も受けている徹底ぶりです。

そのためawsは、あらゆるクラウドサービスのニーズを、強固なセキュリティの中で満たすことができるクラウドサービスとなっているのです。

データベースとは?

この先の理解を深めるためには、データベースを理解する必要があります。データベースとは、コンピュータ内に整理された情報の集まりのことです。中でも「整理された」情報であることが重要で、乱雑な情報に一定のルール・カテゴリを設けて管理することで、情報をとても使いやすいものにしてくれています。

特に身近なデータベースといえば、個人情報でしょう。「個人情報」というデータベースには「名前」「性別」「生年月日」「住所」などのタグを設けられています。紐づけられているタグでデータベースを検索していくことで、個人情報をピンポイントで割り出すことが可能です。

仮に情報の紐づけができていなければ、関連のある情報として利用することは不可能となります。データベースは特定の対象に対して情報を紐づけて管理することで、情報を使いやすくしてくれているのです。

dynamodbとは?

dynamodbとは、データベースを作成することのできるawsサービスです。とにかく大量のデータの管理を素早くできることが特徴のデータベースとなっています。具体的には、1日に10兆件以上のリクエストを処理できます。

速度にして、毎秒2000万件以上の処理をしている計算です。有名企業も利用しており、トヨタやNETFLIX、損保ジャパンなど業種を問わず利用されています。このように、dynamodbは有名企業のニーズにも応えられる性能を持つデータベースとなっているのです。

dynamodbの主な機能

dynamodbの主な機能は、「容量無制限」「オートスケーリング対応」「サーバー管理不要」の3つです。dynamodbには容量の制限がない特徴があります。一般的なデータベースは容量の制限が設けられていますが、dynamodbは無制限にデータを保管することが可能です。

そのため、あらゆる規模のデータベースを扱うことができ、ビッグデータの管理にも利用することができます。加えて、dynamodbにはデータベースのサイズ・項目数などあらゆる制限がないのも特徴です。dynamodbはオートスケーリングに対応しています。

オートスケーリングとは、特定の条件下になったら自動で規模やスペックを調整する機能のことです。そのため、急に利用者が増えたりした場合でも簡単に対応することができます。

ただし、dynamodbの機能をオートスケーリングによって増設すると、運用コストがかさんでいくので注意しましょう。dynamodbの運用にはサーバー管理の必要がありません。そもそも、dynamodbはサーバーレスのため、管理すべきサーバーがないのです。

そのため、保守・運用するためのソフトウェアなどを準備する必要もなく、コスト削減につながります。前述したオートスケーリング機能によって、使用量に応じて手動でデータベースの規模を操作する手間も省けます。dynamodbはあらゆる面で、利用者が使いやすいデータベースの提供を行ってくれるのです。

dynamodbの運用で監視すべきポイント

dynamodbはそのまま使っても素晴らしいデータベースサービスです。しかし、dynamodbのパフォーマンスを最大限に引き出すためには、利用者自身の手でも監視する必要があります。ここでは、dynamodbのパフォーマンスを向上させるために監視すべきポイントを4つ紹介します。

1つ目は「制限されているリクエストと処理可能データ量」の確認です。監視すべき項目は「読み込み/書き込みキャパシティユニット使用量」と「バーストキャパシティ」です。dynamodbには、一定量のリクエストを受けると制限がかかる仕様になっています。

そのため、受け付けているリクエスト量とその制限を、需要と供給のバランスが取れるように調整しましょう。次は「遅延」の確認です。監視項目は「読み込み遅延」というグラフを見て判断します。遅延は、利用者が直に感じるストレスの要因ともなります。

遅延の監視は積極的に行い、ユーザーがストレスなくデータベースを利用できるよう気を配りましょう。3つ目は「エラー」の確認です。監視すべき項目は「システムエラー」「ユーザーエラー」「条件付きチェックが失敗したリクエスト」の3つです。

dynamodbでは、リクエストが失敗すると「httpステータスコード」「エラーメッセージ」「例外名」の3種類の情報でエラー内容を伝えてくれます。エラー内容を理解して、適切なエラー対応を行いましょう。最後は「グローバルセカンダリインデックス」の確認です。

この項目は他の3項目と異なり、よりよくデータベースを利用するための設定方法の説明となっています。グローバルセカンダリインデックスとは、検索条件を追加することで、その条件でもデータベースの検索を行えるようにしたものです。

具体例としては、「本」のデータベースにおける「本の名前」と「本のID」が挙げられます。特定の本を検索するための情報として、「本の名前」とは別に「本のID」でも検索できるようにしています。このように、同一のものを別情報に紐づけて検索できるようにしたものが、グローバルセカンダリインデックスです。

dynamodbの運用でも、この機能を積極的に活用し、利用者がより使いやすいデータベースを目指しましょう。

良いデータベースは運用者も利用者もラクできる!

良いデータベースは、情報の管理が徹底されており、呼び出すことも簡単です。そしてこの性質を持ったデータベースは、運用者にも利用者にもやさしいものとなります。よりよく運用できるよう改善されたデータベースは、利用者にとってもよりよく利用できます。dynamodbは、そんなデータベースを簡単に実現できる選択肢の1つです。みなさんもデータベースの運用を始めるときは、dynamodbを使ってみてはいかがでしょうか?

参考元「CloudCREW